EAP(Employee Assistance Program=従業員支援プログラム)とは、企業の社員・家族に対する総合的なカウンセリングサービスの事を指します。例えば会社内の人間関係・家庭内でのトラブル等の影響で精神状態が良くない・又最近急増している欝などの精神疾患に罹患しているなどメンタルヘルス上の問題があると、当然社員は仕事に身が入らなくなり業務のパフォーマンスは低下してしまいます。
そうした問題がある場合は、早い段階で専門相談に繋げ未病の段階で健康支援をする事、又万が一精神疾患に罹患した場合は適切な医療機関の援助を受け早期の段階での治療を受けていく事がとても必要になります。
EAPサービスはアメリカが発祥の地ですが、現在は既にフォーチュン500大企業の95%、又50人以上の会社ではほぼ100%が導入しています。
欧米諸国はカウンセリングやセラピーがとても一般的なもので、支援体制は確立さていますが、日本の現状を見ると、最近は社会現象とも言われるほど、欝に悩まされる方が増えメンタルヘルスについての関心が高まっているにも関わらず、EAPを含めメンタルヘルス対策は浸透していないのが現状でしょう。
労働省(現厚生労働省)において、1988年の労働安全衛生法の改正以来、各種指針が織り込まれるようになっておりますが、現実的に考えると企業内にはいまだ浸透しておらず一般的なものになっていくのは、まだ時間を要すると思われます。 ご存知のように、今の時代は、企業を取り巻く厳しい環境・不透明な日本経済や政治の様相が続いています。これらが我々に及ぼす精神的な影響は、今に増して今後拡大していくものと思われます。こうした中、専門機関に早期の段階で繋げ、適切な対応をとって行く事の必要性が叫ばれているのです。メンタル支援を利用していく事は、当事者の健康状態を良好な状態に保つばかりだけではなく、企業にとっても、心理的安定は社員の業務パフォーマンスを上げ、生産性の向上・社風の改善・労使相互の信頼関係の向上等、経営計画の実現に向けてポジティブな影響を与えることになるのです。
EAPサービスを提供する機関は徐々に増加していますが、現状ではまだ一般的に認知されているとは云いがたいでしょう。又機関にもタイプがあり、カウンセリングを主体とする機関・医療援助を主体とする機関・企業コンサルテーション及びマネージメントなどを主体とする機関と三タイプに大別されます。弊社はこの分類の垣根を無くし包括的なサービスを目指しています。
従って、その企業及び個人に対し必要な健康における支援体制を取る事が出来るばかりではなく、全てが連携した機能を行う事が出来ます。未病の段階でのストレスマネージメント・疾病罹患時に於ける医療対応・社会復帰に向けてのトレーニング及び復職支援・加えて、必要に応じ、企業内マネージメントとして、人的パフォーマンス・及びQOLをあげて行く為に、メンタルヘルス研修・コミュニュケーション研修・リーダーシップ研修・モチベーション研修及び営業戦略的に機能する販売研修・接遇研修等、企業内における生産性向上プログラム等数多くのプログラムをご提供できます。 多くの方が、より充実し幸せな生活を送ることが出来るように問題解決の為に、又夢や目標の実現の為に様々な視点からのお手伝いをして参ります。 社ではEAP契約をして頂いた会員企業様に対し、下記のサービスを行っています。サービスの適用範囲は、契約タイプによって異なります。
弊社ではEAP契約をして頂いた会員企業様に対し、下記のサービスを行っています。サービスの適用範囲は、契約タイプによって異なります。 | 1.企業の社員・家族に対するカウンセリング業務 ●個人カウンセリング(弊社カウンセリング室・訪問カウンセリング) |
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2.企業に対する組織・メンタルマネージメントの構築・指導 ●人事・管理者向相談 |
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3.企業研修 ●マネージメント研修 |
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4.疾病罹患時における医療機関への紹介業務 ●提携医療機関のご紹介(従業員向け) |
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5.復職支援及びに関する連携業務 ●復職支援プログラム |
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6.メンタルヘルスに関する情報発信 ● 機関紙の発行・定期セミナーの開催 |